凡庸の反逆

凡庸な大学生が、社会に対して何かを憂います。

【君の名は】テスト期間に限って、さほど優先度の高くないことに集中してしまう現象

 

 なぜだ。

 

 なぜテスト期間に、よりにもよって全く手を付けていないレポートの提出期限が明日に迫っているという時に限って、ブログの見出しのデザインを変える技術を身に着けてしまったのだ。

 

 思考の順序がおかしい。どうなっているんだ。

 

 

※今回は、こちらのサイトを参考に、はてなブログの見出しのデザインを変更していい感じにしました。

ありがとうございます。

shiromatakumi.hatenablog.com

 

 

 ちなみに、見出しのデザインを変えたくて、詳しそうな先輩に訪ねたところ「自分で勉強しろ」と優しく突き返されたので、頑張って調べました。エンジニアの人って冷たい。

 

 

 そんなことより、どうしてテスト期間なのにブログを書いているんだろう。

 明らかにやらなくていいはずのことなのである。

 

 この件に関しては語り尽くされているはずなのでさっそく調べてみようと思う。

 

 

 さっそく発見した。

 

正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。 社会心理学災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

 

セルフハンディキャッピングとは、試験など何かの本番前に予め「全然勉強できてない」「体調が悪い」などと言い訳をしておくアレのことである。 少し真面目な言い方をすると、「自らの失敗理由を外的要因に求め、自らの成功理由を内的要因に求めるための事前工作」を指す心理学用語である。

 

 セルフハンディキャップ正常性バイアスと言うらしい。なるほどである。

 

 こうしている内にもレポートの〆切は刻々と迫っている。

 自分は大丈夫だなんて思っていないのだが、なにしろブログを書く手が止まってくれない。もはや、私の意思とは別に脊髄反射で手が動いてしまっているのだ。

 

 思えばこの才能が開花したのは高校時代からだったかもしれない。

 

 あれはもう5年ほど前の話、高校時代は軽音楽部だったのでテスト期間に何らかの曲を完全にコピー、所謂完コピするのが常だった。達成感と共に訪れる絶望感。翌日に向き合うことになる圧倒的な後悔。「次はがんばろう」が実践されたことは、ただの一度も無かった。

 

 それならいっそのこと、「次のテストではめっちゃコピーするぞ!」と思い込めば良かったのではないだろうか?いや、気づくのが遅かった。というか、さっきから5分おきくらいに「ブログ書くなよ」と何処からかささやきが聞こえる。ダメだ、手が止まらない。誰か私の手を止めてくれ。アダルトビデオ鑑賞に勤しむとかしなければ、私の手が止まることはないだろう。いや、逆に手は動くのか。

 

 しかし、私は伊達に21年間を人間として過ごしていない。ここで、ベッドに潜り込もうものならば、レポートが終わっていない状態で大学に赴くことが決定されていることは容易に想像できる。だから、ここでベッドには潜りこまない、意地でも潜り込まない。それでもなぜかレポート執筆のためのWordファイルは開くに至らない。300字くらい書いてはネットサーフィンをしてしまう。レポートネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンレポネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィン ネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンネットサーフィンレポnくらいの割合でネットサーフィンである。これでは日が暮れてしまう。そもそも、とっくに日は暮れているのだが。

 

 まずは、残された時間を計算しなくてはならない。そうしないことには作業の時間もわからない。作業にかかる時間も検討しなくては焦るに焦れない。レポートの〆切は昼間の12時だ。今は深夜の1:52分である。ということはざっと10時間ほどある。その内8時間は寝たい。とすると、残された作業時間は2時間だ。残るレポートの文字数は7000字。1時間2000字を目安にすると3.5時間必要だ。

 

終 わ ら な い

 

終わらないじゃないか。どういうことだ。計算がおかしかったのか。終わらないなんてことがあるのか。いや、あってはならない。本当に、なんでブログを書いているんだ??

 

 いや、よく考えてみよう。私は生粋の文系で、高校時代の数学のテストは常々赤点であった。最終的には、当時の数学の先生である大滝先生も諦めたのか、40点で「お前もやればできるじゃないか!」と賞賛されてしまったほどである。これは私の計算能力を過信するわけにはいかない根拠になる。従って終わらないという計算は間違っていると言えるはずだ。きっとそう。

 

 とりあえず、こんなこと書いてる暇はないので、ひとまず仮眠を取ることにします。1時間無駄にしました。 

 

 それでは大学生のみなさん、お元気で!