凡庸の反逆

凡庸な大学生が、社会に対して何かを憂います。

近隣住民がこれだけは伝えたい!「二子玉川」の魅力3つ

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 この度、近隣住民の私が住みやすい&魅力的な街決定戦を勝手に開催し、勝手に第1位を決めた。

 

 栄えある第1位はもちろん二子玉川だ。二子玉川は最強の都市。巷では、「二子玉川は現代のユートピアではないか」「パクス・フタコタマガーワの到来も近い」と囁かれているとか、いないとか。二子玉川を中心とした平和国家が築かれる日はそう遠くない。

 

 何度でも言おう。二子玉川は最強の都市だ。 君のいない世界にも何かの意味はきっとあるかもしれないが、二子玉川のない世田谷など、夏休みのない八月のようだ。

 

 二子玉川が最強である理由を並べだしたら枚挙に暇がないが、今回は二子玉川の魅力を3つに絞って紹介していくので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。

 

 何かしらの理由で引っ越しを考えているそこのアナタや、北は択捉島、南は沖ノ鳥島まで、今住む街の生活環境に不満を抱くすべての方に、まず二子玉川に向けて引っ越しを開始してほしい。さあ、つべこべ言わずに荷物を詰め込もう。

 

①にこたま!!

 二子玉川の魅力は、まず何と言ってもその略され方にある。

 

 「にこたま」だ。

 

 決して下ネタではない。何ともかわいらしい略され方である。これほどまでにかわいらしい略され方をした街があったであろうか? いやない。

 

  以前、二子玉川駅前を歩いていたところ、大学生と思しき2人組がこんな会話をしているのを見かけた。

 

「フタコマジで良いところだよね〜」

 

  フタコ!?!? フタコはないだろう。センスがない。かわいくない。

 

 

 

 こんなことで大事な項目を1つ潰してしまった。

 

②蔦屋家電が生活の文化レベルを上げまくる

 

real.tsite.jp

 

 トイザラスと蔦屋家電抜きでは私の人生を語ることはできない、と言っても過言ではない程度に私を文化人たらしめる環境となっている施設である。

 

 とは言え、蔦屋家電のおしゃれレベルが高すぎるあまり、私のような田舎者はハマりきっていないと感じるのもたしかである。

 

 そもそも、「蔦屋家電」とはいったいなんなのか。簡単に言うと、蔦屋家電は二子玉川駅から徒歩3分ほどのところに存在するおしゃれスポットだ。

 

 蔦屋「家電」とあるが、書店としての機能性も高く、ジャンルごとにわけられた本棚の近くには関連したおしゃれな小物などが置いてあり、すこぶる勝手が良い。至るところにソファがあるので、好奇心が尽きるまで本を読むことができる。店内にあるスターバックス前はコンセントが完備されているので、いかにも意識の高そうな人類がPCを広げている様を散見できる。

 

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http://real.tsite.jp/futakotamagawa/about/

 

 ↑特にこのスペースはおすすめだ。近くには人文学系の書籍が数多く並んでいる。この付近に座っている女子大生はニーチェを読んだふりをして生計を立てているとの噂がある。

 二人がけのソファでは、まるで春を先取りしたかのような恋人達がイチャついているので回転率が非常に悪い。空いていたらラッキーだと思ってすぐに陣取ろう。

 

 それにしても蔦屋家電はおしゃれが過ぎる。異性といやらしい会話をするのにちょうどよい暗さの照明、至るところに設置されている座り心地が留まることを知らないソファ、あたりまえのように鎮座するスターバックスコーヒー。これ以上、人の生活で何を望むことがあろうか。ここで一生を終えたい。

 

③駅からたった5分!河川敷で黄昏れられる

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http://jiyugaoka.kencorp.co.jp/1304

 

 この画像を見て「楽園?」と思った方も多いだろう。聞いてビックリ、実はここ「二子玉川」なのである。しかも、駅から徒歩5分以内でいける。ウサインボルトなら30秒くらいでいけるだろう。

 

 河川敷は、おしゃれな人間にとって欠かせない生活の要素ではないだろうか。たしかに、港区のようなおしゃれスポットとは違い質素な感じもするが、真のおしゃれ人間は、河川敷で黄昏れながらあらゆることに思いを馳せることで、その深みを増し一線を画す存在になるのだ。そんな河川敷が徒歩5分以内で味わえる。これをすばらしいという言葉以外で形容することはできないだろう。

 

 河川敷付近の民度の高さ、景観についても安心してほしい。白タンクトップを着たおじさんなどけっして徘徊していない。

 

 日曜の午前にでも訪れていただきたい。多摩川の水面に煌めく太陽の光を背景に、川が和やかな音色を奏でる。その一連の出来事はあなたをやさしく包みこみ、癒やしに満たされ幸せが溢れるだろう。

 

 

最後に

 二子玉川の魅力を伝えたいがために、一部表現を誇張しすぎた感は否めない。

 

 しかし、私が二子玉川は素晴らしい街であることを伝えたいという熱意は読者に伝わったのではないだろうか。私はそれだけで十分満足だが、読者のみなさんにはぜひ二子玉川に足を運んでいただきたい。

 

 二子玉川には必要なものすべて、いやほとんど、いや気持ち多めに揃っている。

 

 人が欲するものの多くが駅から徒歩5分以内で手に入ってしまう街「二子玉川」。この感動をぜひ、日曜の午前にでも味わっていただきたいと心から願っています。